無垢材フローリングになぜワックスが必要か
無垢材フローリングとは、天然木100%のフローリングです。
メリット、デメリットはこちら。
<メリット>
・足触りが良い
・温もりがある
・調湿性能がある
・化学物質を含まないので健康的
<デメリット>
・乾燥収縮で隙間や反りが発生する
・床暖房用の材料が少ない
・水に弱い
無垢材が水に弱いという弱点を補うため、塗装やワックスでコーティングしなければなりません。
いくつか種類がある中で、無垢材のメリットを最大限に活かし、コスト的にもメリットがあるのが、DIYによるワックスがけです。
ワックスは、定期的に塗り直ししなければいけません。
多くの家族がよく歩くLDKで、1〜2年が塗り直しの目安。
ワックスの効果を長続きさせ、塗り直しの頻度を少なくするために、日頃のメンテナンスが大切です。
無垢材フローリングのメンテナンス
メンテナンスと言っても、単なる掃除です。
日頃は、水拭き、雑巾掛けは必要なく、掃除機で全く問題ありません。
我が家では、ロボット掃除機が外出中に掃除してくれて、重宝しています。
もし、効果を長持ちさせたい場合は、2週間に1度の頻度で、フローリングワイパーで拭き掃除をしましょう。
我が家は、、「小川耕太郎∞百合子社の未晒し蜜ロウワックス」を採用しており、専用のメンテナンス用ワックスがあります。
専用容器に水とワックスを入れて、用途に合わせて濃度を変えていきます。
2週間に1度の拭き掃除であれば、最も薄い濃度で十分。
あとは、乾拭き用のシートを用意。
専用容器で床に霧吹きかけ、フローリングワイパーで拭き取るだけです。
これだけで、ワックスの効果が長持ちします。
無垢材フローリングの注意点
無垢材は水に弱いとご説明しました。
当然わかっていたんですが、うっかり見逃してこうなってしまった…
大きな水シミです。
なぜ!?と考えてみましたが、答えは簡単これ。
手前に写っている陶器製の植木鉢です。
引越し祝いにいただいたおしゃれな陶器製の植木鉢だったので、喜んで飾っていましたが、まさかこんなことになるなんて。
おそらく原因は、陶器の結露だと考えられます。
同じ空間に置いてある樹脂製の植木鉢も、心配になって動かしてみましたが、水シミはできていませんでした。
しかし、ここから少しは綺麗にできるのが、無垢材のいいところ。
現在は、この程度のシミです。
一番濃い部分の黒シミは目立ちますが、他の部分は多少ましになりました。
なぜ、このようにきれいに修繕できたか。
答えは単純で、紙ヤスリで削って、再度上からワックスをかけました。
シート張りのフローリングではできない、無垢材ならではの修繕方法です。
もちろん、深いところまで染み込んでしまった汚れは、削れないので写真のように残ってしまいます。
無垢材に観葉植物を置く時は、写真のように一段上げて通気性をよくしておくのがいいでしょう。
無垢材は、ワックスかかっていても水に弱い。
結露しやすい陶器の植木鉢には要注意です。
今回の記事からの学び
- 無垢材は、水に弱いから塗装やワックスでコーティングが必要
- 無垢材のメリットを活かし、コスパが良いのは、DIYでワックスをかけること
- 2週間に1度、専用のメンテナンス用ワックスをかけるとコーティングが長持ちする
- 無垢材に観葉植物を置く時は、植木鉢の結露に要注意
- 無垢材に水シミができてしまったら、紙ヤスリで削ってきれいにできる
この記事を書いている私、鶴見哲也の自己紹介は、こちらの記事からご覧ください。
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