我が家に犬がやってきました
2020年9月頃、我が家にミニチュアシュナウザーの家族が増えました。
以前から「犬を飼いたい!」と切望していた妻。
その押しに負ける形で、withというペットショップからお迎え。
犬なので、当然家の中を走り回ります。
犬を飼うつもりで床材を選んでないので、無垢材で大丈夫かなと少々心配しつつ暮らしている。
既に半年ぐらい経っているので、床材の状況について考察してみたいと思います。
犬がよく走る場所の床は傷がひどい
床材で一般的なフローリング。
無垢材やカラーフロア等の種類があり、それぞれ特徴が異なります。
無垢材 | 挽き板 | 突き板 | カラーフロア | |
材種 | 天然木100% | 表面2mmが天然木 下地が合板 | 表面0.2mmが天然木 下地が合板 | 表面が木目調の プリントシート 下地が合板 |
木の質感 足触り | ◯ | △ | △ | × |
温もり | ◯ | × | × | × |
調湿性能 | ◯ | × | × | × |
材料の精度 | × | ◯ | ◯ | ◯ |
傷への強さ | × | × | × | ◯ |
反り・伸縮 | × | ◯ | ◯ | ◯ |
傷の補修 | ◯ | △ | × | × |
メンテナンス | × | △ | △ | ◯ |
床暖房 | △ | ◯ | ◯ | ◯ |
詳しくは過去の記事にまとめてありますのでご覧ください。
さて、犬と暮らすとなると、気になるのが床の傷。
我が家ではケージの中で飼い、遊ぶ時だけ出しています。
ケージは色々調べた結果、大きさが変えられるこちらの商品がオススメ。
ケージから出ると、そこは犬にとってもう外の世界。
外の世界では犬が好きな場所と苦手な場所があり、走り回るコースはいつも同じです。
その習性がそのまま傷の量に表れています。
嬉しそうに走り回る愛犬に、なす術なく傷つけられる無垢材の床。
犬は本来地面に爪を食い込ませて走るので、爪で傷だらけになるのはしょうがないこと。
しかし、これがシート貼りのカラーフロアだったらどうだっただろうか。
表面のシートが剥がれ、下地の合板が剥き出しで、修繕は貼り替えしかない。
その点、無垢材であればやすりがけや、水とアイロンを使う方法で貼り替えせずに修繕ができます。
傷も愛着のうちだし、無垢材ならではの味なので、そのまま放置して様子見の予定です。
無垢材でも滑る
犬にとって滑る床は難敵。
滑ってしまうと四肢での踏ん張りが効かず、脱臼や骨折の可能性が高くなるからです。
残念ながら、無垢材の床でも愛犬は滑ってしまいます。
特にボール遊びをしたり、エサ欲しさに走り回る時は要注意。
しかし、床に傷がつくということは、少なからず爪が食い込んで踏ん張っていることになります。
堅い合板にシートが貼られたカラーフロアよりも、無垢材の方がまだ犬向きと言えるでしょう。
それでも心配なため犬用靴下を購入してみましたが、犬が履くのを嫌がってダメでした。
何度も履かせて、慣れさせなければいけないですね。
今後できる対策としては、
・足裏の毛を小まめに切る
・カーペットやマットを敷く
・滑り止めワックスを塗る
これら3つです。
この中で、カーペットやマットを敷くことだけは避けたいと考えています。
なぜなら無垢材の足触りが良くて採用したのに、それを台無しにしてしまうからです。
犬の快適さも大事ですが、人の快適さを捨てる必要はありません。
上手くバランスを取りながら、共存していきたいと思います。
この記事を書いている私、鶴見哲也の自己紹介は、こちらの記事からご覧ください。
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