断熱リフォームで捨てたものベスト10

断熱リフォームで捨てたものベスト10断熱・気密
今回の記事から学べること
  • 断熱性能が低い暮らしは、健康被害の可能性が高い
  • 断熱性能が高い暮らしになれば、10個のものが不要になる
  • 電気料金が高い、暖房機器はいらない
  • 暖かい部屋着はいらない
  • 温かい飲み物は飲む機会が激減する
  • 朝起きてから布団から出る時間が短縮できる
  • 過剰な光熱費、衣類購入費、医療費がいらない
  • 我慢というストレスを捨てられる

断熱リフォームが大切な理由

冬のヒートショック、夏の熱中症。
一歩間違うと、死亡してしまうことがある怖い健康被害です。
住宅内での発生要因の一つに、断熱不足があります。
健康で、快適な暮らしをするために、断熱がとても大切。
より詳しい理由は、こちらのブログからご確認ください。

しかし、これらの健康被害は、発生してみないと実感できないのも事実。

そこで、今回はより断熱を身近に感じてもらうため、暮らしの変化についてご紹介。
築15年の一般的な軽量鉄骨造のアパートから、リノベーションにより断熱性能を高めた住まいに引っ越した時、いらなくなって捨てたものをリストアップ。
断熱性能が高い住まいに暮らせば、あれもこれもいらなくなっちゃいます。

(注:捨てたり、あげたりとなくなってしまったので、画像はフリー素材を利用しました。)

捨てたものベスト10:暖房機器

電気ヒーター

断熱リフォームで捨てたもの 電気ヒーター

以前は、一般的な1LDKのアパートに住んでいました。
寝室にエアコンがなく、借り暮らしだから買うのがもったいない。
火気厳禁のアパートかつ、灯油を定期的に買うのが手間だったので、ファンヒーターは設置不可。
そこで使っていたのが、送風機能付きの電気ヒーターです。
暖かかったですが、その分電気容量が大きく、電気代が高く、気になって仕方がない。
我慢しながら、どうしても寒い日は使っていました。

今の住まいは、LDKと寝室は扉一つでつながっています。
LDKのエアコンを24時間運転させ、LDKと寝室の扉は開けっ放し。
それで十分暖かいので、電気ヒーターはいらなくなりました。

ホットカーペット

断熱リフォームで捨てたもの ホットカーペット

アパートのLDKには、エアコンがついていました。
普通に使っていましたが、断熱性能が低いアパートでは、頭と足元に温度差が出てしまう。
足元が寒いので、床にはホットカーペットを敷いて対策していました。
エアコンとホットカーペットを同時使用も、なんだかもったいないし、電気料金が心配。
電気ヒーター同様、どうしても寒い日用に我慢して使っていました。

断熱性能がHeat20G2クラスの今の住まいは、頭と足元の温度差がそこまで大きくありません。
そのため、ホットカーペットも必要なくなりました。

電気毛布

断熱リフォームで捨てたもの 電気毛布

アパート暮らしの時、エアコンがついているLDKと寝室の間に、廊下がありました。
寝る直前しか電気ヒーターをつけていなかったため、寝室はキンキンに冷え、布団が冷んやり
そんな布団で寝るのは辛いと、妻は毎晩寝る1時間前に電気毛布のスイッチをON
寝るのも一苦労でした。

今は、空間自体が暖かいので、わざわざ寝るために布団を温める必要もなくなりました。

捨てたものベスト10:衣類、日用品

もふもふのスリッパ

断熱リフォームで捨てたもの もふもふのスリッパ

断熱性能が低いと、エアコンをかけても頭と足元に温度差があります。
温かい空気は上へ、冷たい空気は下へ集まるので、顔は暑いのに、床はキンキンに冷えていました。
裸足でフローリングを歩くのは、正に苦行。

今は無垢の床が気持ち良く、冬でも裸足
たまに無垢の床が気持ち良くて、冬なのに床でゴロゴロしてしまいます。
寒いアパート暮らしの頃では、考えられない快適暮らしです。

着る毛布、ブランケット

断熱リフォームで捨てたもの ブランケット

アパート暮らしで、私は着る毛布、妻はブランケットが欠かせませんでした。
ソファーに座っていると、足元は冷んやりしていたからです。
あまりに足元が寒くて、私は体育座りで着る毛布に包まっていたほど。

今はソファーでお昼寝用にブランケットが残っているだけで、着る毛布は捨ててしまいました。
お金持ちのガウンみたいな雰囲気で気に入っていましたが、今の暖かい住まいでは着る機会がありません。

部屋着のフリース

再三言うように、アパートの寝室がとにかく寒かった。
寝巻きのスウェットだけでは寒く、フリースが欠かせませんでした。
ほんとどれだけ寒い暮らしをしていたんでしょうか。

今ではお風呂上がりは、暑くて半袖でしばらく過ごし、寝る頃に上着を着る生活です。
ここまでの変化は、少し贅沢な気もしますね。

温かい飲み物

断熱リフォームで捨てたもの 温かい飲みもの

アパート暮らしの頃、冬場は温かい飲み物をよく飲んでいました。
ホットココア、ホットレモン、ホットカフェラテ等、色んな味をストック。
今回の記事を書くにあたり周りを見渡してみたんですが、それら温かい飲み物のストックがないことに気付きました。

この冬に買ったのが、冷たいお茶用のボトルです。
エアコンでの暖房のため、部屋が乾燥しやすく、よくお茶を飲むようになりました。
そのため夫婦2人で1.4Lのボトル1本では、足りなくなったからです。
ボトル2本になって、お茶を切らすことがなくなりました。

捨てたものベスト10:その他

朝布団から出るまでの時間

寒いと活力がなくなります。
それが最も影響するのが寝起き
アパートの寒い寝室の頃、布団から出るのが本当に辛かった。
朝ご飯の時間を削ってまで、布団に包まっていたかった。

それが今では、目が覚めるとノンストップで体を起こすことができます。
なぜなら、布団から出ても寒くないからです。
目覚めがノンストレスで、十分な準備時間が確保でき、朝活のブログ執筆も充実。

過剰な生活費用

アパート時代の光熱費の記録が残っていませんが、確実に安くなりました。
以前の記事でご紹介した通り、断熱性能の違いで年間光熱費が、5万円も変わることが明らかです。
もちろん性能が高い分、工事費は高くなりました。
しかし、10年で50万円、20年で100万円と考えると、長く暮らすつもりであれば、初期の工事費の割高分は回収可能です。
詳しくは、こちらの記事をご覧下さい。
その秘訣が、シミュレーション結果で明らかになっています。

他にも、スリッパ、着る毛布、ブランケット、フリースといった暖かい衣類を買う必要はありません。
また、風邪を引くことが少なくなりました。
医療費も削減できています。

それぞれ年間数千円の出費だと思いますが、10年で数万円の出費。
家族が増えれば、その分の出費も増えます。
そう考えると、衣類の購入費も医療費も安く済むので、生活費全般を安く済ませることができるでしょう。

我慢というストレス

寒いアパート暮らしでは、光熱費を気にする余り、沢山の我慢をしていました。
電気ヒーター、ホットカーペットは本当に寒い日しか使わない。
着る毛布やスリッパ、フリースで耐えられる日は、寒さを我慢していました。
でも、我慢ってストレスがたまります。
ストレスがたまると、些細なことでもイラっとしてしまう。
アパート暮らしと今を比較して、夫婦でのケンカも少なくなりました。
もちろん生活環境が快適になったこと以外にも、家庭環境や職場環境が変わったことも影響していると思います。
我慢によるストレスがたまる生活環境より、我慢しなくてもいい環境の方が、精神衛生上も望ましいでしょう。

このように、目で見えないいらないものも捨てることができました。
今は、無駄なものは捨て、快適な生活環境で、仲良く生活できています。

断熱リフォームっていいですよ。

今回の記事からの学び

  • 断熱性能が低い暮らしは、健康被害の可能性が高い
  • 断熱性能が高い暮らしになれば、10個のものが不要になる
  • 電気料金が高い、暖房機器はいらない
  • 暖かい部屋着はいらない
  • 温かい飲み物は飲む機会が激減する
  • 朝起きてから布団から出る時間が短縮できる
  • 過剰な光熱費、衣類購入費、医療費がいらない
  • 我慢というストレスを捨てられる

この記事を書いている私、鶴見哲也の自己紹介は、こちらの記事からご覧ください。
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